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[旧暦2033年問題]
The year 2033 problem of
the lunisolar calendar

具体的に旧暦2033年問題とは、下記の現行暦2033/05/28~2034/04/18をどのように旧暦の日付として附番するかという問題です。

A月:2033/05/28~2033/06/26:夏至(2033/06/21)
B月:2033/06/27~2033/07/25:大暑(2033/07/22)
C月:2033/07/26~2033/08/24:処暑(2033/08/23)
D月:2033/08/25~2033/09/22:中気なし
E月:2033/09/23~2033/10/22:秋分(2033/09/23)
F月:2033/10/23~2033/11/21:霜降(2033/10/23)
G月:2033/11/22~2033/12/21:小雪(2033/11/22)、冬至(2033/12/21)
H月:2033/12/22~2034/01/19:中気なし
I月:2034/01/20~2034/02/18:大寒(2034/01/20)、雨水(2034/02/18)
J月:2034/02/19~2034/03/19:中気なし
K月:2034/03/20~2034/04/18:春分(2034/03/20)

なぜ問題になるかというと、天保暦では前述の二至二分を特別な中気として月と対応させるルールなのですが、
上記の秋分(8月割り当て)のE月と冬至(11月割り当て)のG月の間がF月の1ヶ月しか存在せず、
二至二分を特別な中気として月に対応させることができなくなるからです。
(秋分を優先すると冬至が立たず、冬至を優先すると秋分が立たない状態です。)

又、G月の冬至からK月の春分の間にH~J月の3ヶ月がありますが、そのうち、中気なしのH月とJ月が2つあり、
どちらを閏月とするかという問題もあります。
(大寒(12月割り当て)、雨水(1月割り当て)の両方とも二至二分の特別中気でなく、
 どちらかを優先するべきかルールで決められていない為、I月を決められない状態です。)

簡単にまとめると①特別中気同士の秋分と冬至の優先問題と②非特別中気同士の大寒と雨水の優先問題です。